授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
美術科教育演習Ⅰ
Seminar of Art Education Ⅰ
選択22  藤井康子
内線:7595
e-mail:fujii-yasuko@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
美術科の教育内容における表現内容や方法を学び、美術科学習指導要領の内容について理解を深める。また、美術科の授業構成の方法と評価の在り方、他教科との関連等を学びながら、自ら授業を計画して学習指導案を作成し模擬授業を行う等の演習も行う。
【具体的な到達目標】
1.美術科の教育内容や学習指導要領の内容を理解することができる。
2.基礎的な教材開発を行い、授業プランを構想し学習指導案を作成できる。
3.教育現場での実践(ワークショップ等)を行う。
【授業の内容】
1.オリエンテーション、学校教育における美術教育の現状と課題
2.美術教育の教育目標と教育方法、カリキュラム
3.学習指導要領における4観点
4.評価の在り方:評価の目的と規準、相対評価・絶対評価・到達度評価等
5.教材開発の視点-教科書からみた美術教育
6.美術科の教材研究①題材の検討
7.美術科の教材研究②授業プランの構想と作例制作
8.美術科の教材研究③作成制作
9.美術科の教材研究③学習指導案の作成
10.中間報告と研究討議
11.美術科の教材研究④授業プランの再構築
12.美術科の教材研究⑤模擬授業
13.教育現場における実践①
14.教育現場における実践②
15.授業全体のまとめ
【学生がより深く学ぶための工夫】
毎回、提出した課題レポートを取り上げ、学生が相互に質問し合い意見交換を行う時間を設ける。
【時間外学習】
日頃から美術教育の実践や博物館の教育普及活動、地域興しなど様々な企画・実践を見ておくこと。資料は適宜ファイルしておくこと。
【教科書】
必要に応じて資料を配布する。
【参考書】
文部科学省『小学校学習指導要領解説 図画工作編』平成20年8月
文部科学省『中学校学習指導要領解説 美術編』平成20年9月
文部科学省『高等学校学習指導要領』平成21年3月
小学校図画工作科教科書、中学校・高等学校の美術の教科書
【成績評価方法及び評価の割合】
授業時の課題20%、教材研究30%、模擬授業及び実践50%で総合的に判断する。
【注意事項】
授業内容13回目、14回目に設定している教育現場での実践は、必ず経験しなければならない。
【備 考】
なし。