授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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比較文化論 Comparative Culture | 必修 | 2 | 3 | 永田 道弘 内線: e-mail: | ||
【授業のねらい】 文化理解の有効な方法論としての比較文化論的な考え方を学ぶことを目的とする。 | ||||||
【具体的な到達目標】 「自民族中心主義」「文化相対主義」「国民国家論」「アイデンティティ」「オリエンタリズム」「多元主義」といった異文化を考えるための基本的視座の習得をはかっていく。さらに幾つかの文化事例を通じて比較文化論的アプローチの理解を深めることも同時に目指したい。具体的には第二次世界大戦前後のフランスおよびドイツの映画を中心に異文化交流の実際を考察していく。 | ||||||
【授業の内容】 1 導入①:比較するとは? 2 導入②:文化とは? 3 自民族中心主義の呪縛 4 文化相対主義 5 国家と国民 6 オリエンタリズム 7 女らしさの神話とフェミニズム 8 多元主義の方へ 9 映画の技法 10 表現主義と詩的レアリスム 11 ナチス占領時代のフランス映画 12 レジスタンス神話 13 戦後のフランス映画における女性像 14 映画における日本の表象 15 映画における多元主義 16 まとめ:なぜ比較するか | ||||||
【時間外学習】 課題テキストの予習 | ||||||
【教科書】 適宜、プリントを配布する。 | ||||||
【参考書】 『比較文化キーワード1・2』竹内実・西川長夫編 サイクル出版会 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 平常点(出席点を含む)40%および課題レポート60% | ||||||
【注意事項】 日頃から異文化への興味関心を高め、同時に自分たちの文化に対する問題意識を持つよう心がけること。 | ||||||
【備 考】 |