授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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比較思想論Ⅰ comparative thougths Ⅰ | 選択(29年度不開講) | 2 | 2,3 | 黒川勲 内線:7525 e-mail:kurokawa-isao@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業は,地域の発展に貢献できる人材の育成のため,人々の多様な文化や生き方,価値観を尊重し共生する専門的知識と力量の習得を目的とします。 比較思想研究の特徴は、異なる思想体系が対立・融合・再生する様を知ることができる点にある。本授業では、同一の神を信奉しながら、それぞれの独自性を貫くユダヤ教とキリスト教,古代ギリシャ哲学とキリスト教の思想的連関を比較検討し,原始仏教と鎌倉仏教等の宗教思想も検討して行きます。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.現代に生起する社会事象に対して比較の視点からの考察,哲学的な眼差しを身に付け,人々の多様な文化や生き方,価値観を尊重し共生る専門的知識と力量の習得する。 2.授業や文献・資料等の内容について重要事項や問題点を取り出すことができる。 3.重要事項や問題点を比較し、複眼的に思考し、それを論理的に表現できる。 | ||||||
【授業の内容】 【学生がより深く学ぶための工夫】 教員が一方的に話すだけにならないように、学生に意見を述べてもらう場面を頻繁に設ける。また,学生による報告及び討議の時間を設ける。 1.宗教とは何か(高校「倫理」教科書・教材分析) 2.宗教の類型 3.原始宗教 4.ユダヤ・キリスト教概説 5.仏教概説 6.鎌倉仏教(浄土思想) 7.鎌倉仏教(禅思想) 8.イスラム教・儒教概説 9.学生報告と討議1(ユダヤ教) 10.学生報告と討議2(キリスト 新約) 11.学生報告と討議3(キリスト 旧約) 12.学生報告と討議4(原始仏教) 13.学生報告と討議5(鎌倉仏教 浄土宗) 14.学生報告と討議6(鎌倉仏教 禅宗) 15.学校教育と宗教教育(まとめ) | ||||||
【時間外学習】 宗教学的な問題意識、解決への思考、用語などを理解し習得するためには困難がともないます。そのため、毎回の授業概要及び講義中に理解のポイントを示しますので、報告・レポート等作成のために文献調査・整理を行って下さい。 | ||||||
【教科書】 初回の授業の際に示し、購入希望者の人数分を一括して注文します。 | ||||||
【参考書】 学習指導要領 また授業の際には、理解のポイント・参考書・課題等を記した授業概要を毎回配布します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 報告レジュメ作成・報告実施50% 期末レポート50%で評価します。 (報告レジュメやレポートにおいては時間外学習における文献調査等に関する評価をそれぞれの評価配分の50%とします。) | ||||||
【注意事項】 講義の内容について質問がある学生はオフィスアワーを設けていますので利用してください。 | ||||||
【備 考】 なし |