授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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認知心理学 Cognitive Psychology | 選択 | 2 | 3 | 藤田 敦 内線:7614 e-mail:a-fujita@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 人間が学習や問題解決などの情報処理活動を行う際に生じる知覚・記憶・認知・思考などの心理過程について,認知心理学な専門的な観点から理解を深めていくことを目的とする。特に,知識(記憶)が,いかに形成されていくのかを理解し,認知的・心理的な問題との関係を考察する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 認知心理学の専門的な知識を理解する。 2 認知過程を客観的に観察・記録・分析する実験的な手法を理解する。 3 認知心理学と日常の社会的生活との関わりを理解する。 4 認知理論と学習活動・社会活動・臨床的問題の関連を理解する。 | ||||||
【授業の内容】 1 認知心理学の定義と方法 2 情報の受容過程と感覚記憶 3 情報の分析過程とパタン認識 4 注意過程とその障害 5 符号化と短期記憶 6 作業記憶における情報処理 7 長期記憶への情報転送 8 長期記憶の特徴 9 概念とカテゴリー 10 宣言的知識と手続的知識 11 記憶障害 12 思考と問題解決の過程 13 推論過程 14 認知心理学の臨床的問題への応用 15 認知心理学の総括と展望 16 期末試験 【学生がより深く学ぶための工夫】 認知実験の体験や意見発表の場を設ける。 | ||||||
【時間外学習】 配付資料を利用して予習を心がける。 | ||||||
【教科書】 使わない。初回の講義の時に資料を配布する。 | ||||||
【参考書】 認知心理学への招待(サイエンス社) 自閉症の謎こころの謎(ミネルヴァ書房) | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 期末試験 80 %、 平常点(小課題等)20 % | ||||||
【注意事項】 無し | ||||||
【備 考】 無し |