授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
日本語学Ⅱ
Japanese Linguistics Ⅱ
選択24  
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【授業のねらい】
若者に対する評価でよく挙げられるのは、①あいさつができない、②ことばづかいがなっていない、③手紙一本ろくに書けない、といったことだろう。この授業では、そのうち社会人として必要不可欠な「手紙の書き方」と「敬語の使い方」を取り上げ、その仕組みとルールを学び、TPOに合わせて適切な使い方ができるようにしたい。
【具体的な到達目標】
1. 若い世代が特に苦手としている「手紙の書き方」について、その基本的なスタイルとマナーを理解し、改ま  った場合に、きちんとした手紙が書けるようになる。
2. 同様に「敬語」についてもその働きと仕組みを学習し、改まった場できちんとした敬語表現ができるように なる。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. 手紙と電話・メール
3. 手紙の書き方
4. 手紙の書き方(前文)
5. 手紙の書き方(主文)
6. 手紙の書き方(末文)
7. 手紙の書き方(後付け)
8. 敬語の働きと種類
9. 国語審議会「これからの敬語」
10. 敬語の仕組み
11. 尊敬語と謙譲語
12. 謙譲語(1)
13. 謙譲語(2)
14. 丁寧語
15. 過剰敬語
16. テスト 
【時間外学習】
 ふだんの自分のことばづかいをふり返り、また自分の身のまわりのことばにも目を向け耳を傾けて、ことばに対する関心を高め、言語感覚を磨いておきたい。 
【教科書】
 文化庁『言葉に関する問答集』4~手紙の書き方~(財務省印刷局)
 河路 勝『敬語の極意』(祥伝社
【参考書】
 必要に応じて、参考資料を配付したり、紹介したりする。
【成績評価方法及び評価の割合】
 期末テストを中心に、日頃の出席状況や学習状況、レポートなどを加味して、総合的に評価する。
【注意事項】
 出席を重視する。(欠席は、公欠などを含めて3回までとするので、注意すること)
【備 考】