授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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道徳の指導法 Methodology of Moral Teaching | 必修(教員免許状科目) | 2 | 3 | 前期 | 集中 | 山岸 賢一郎 |
【授業のねらい】 「道徳の時間」(特別の教科 道徳)において、どんな授業をすればよいのか。何をねらいとして定めるべきか。そのねらいの実現方法はどんなか。道徳授業づくりを中心に、道徳教育の指導法を学ぶ。併せて、学習指導要領における諸規定、指導案の作成方法、道徳授業資料(教材)を吟味し批判する術、道徳教育の指導法に関わる諸理論、全教育課程における道徳教育、道徳教育指導法の歴史、道徳教育をとりまく改革動向、等々、教壇に立つ前に知っておくべき、道徳教育の指導に関わるあれこれを学ぶ。 | ||||||
【具体的な到達目標】 (知識)道徳教育に関わる知識を備えている。たとえば、学習指導要領の内容や、指導方法に関する知識、等々。 (思考)道徳教育について、多角的・多面的に思考できる。たとえば、道徳授業資料や、道徳授業のねらいについて、等々。 (技能)授業で学んだ知識も生かして、道徳教育やその指導法について思考した、その成果を、発表し、書き、まとめることができる。たとえば、ねらいや発問や指導案づくりに関して、等々。 | ||||||
【授業の内容】 1.オリエンテーション&道徳授業のイメージ | ||||||
【時間外学習】 以下の文献等については、幾つかでもいいので事前に目を通しておくと、理解と思考がより深まります。 ・文科省サイト内、「道徳教育」についてのページ http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/ ・服部敬一、「結末に問題のある資料をどう扱えばよいか」、『道徳教育学論集』第17号、2014年、60-74頁 ・宇佐美寛、『「道徳」授業に何が出来るか』,明治図書、1989年 ・松下良平、『道徳教育はホントに道徳的か?―「生きづらさ」の背景を探る―』、日本図書センター、2011年 | ||||||
【教科書】 教科書は指定しません。授業時には資料を配布します(一部の資料は、授業時に提示するweb上のストレージサービス等を使って配布するかもしれません)。また、授業中に参考になる文献等を紹介します。 | ||||||
【参考書】 小学校・中学校の、学習指導要領(平成27年3月公示)、学習指導要領解説(特別の教科 道徳編)。 この他、授業中に様々な文献等を紹介します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 小レポート40%、最終レポート60%。 それぞれの課題内容は、授業時に説明します。 | ||||||
【注意事項】 (1)授業中は真剣に考える態度で臨んでください。(2)グループワークの時間があります。(3)特別の事情があり、何らかのサポート等が必要な方は、ご相談ください。 | ||||||
【備 考】 道徳教育は、真剣にあれこれ考えてみると、なかなか奥深く楽しいです。真剣に楽しく考えましょう。 |