授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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哲学演習 | 選択(29年度開講 隔年) | 2 | 2,3 | 黒川勲 内線:7525 e-mail:kurokawa-isao@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業は社会科に関する教員免許取得のための授業です。教職に関する基礎的な知識と専攻分野に関する専門的な知識・校種に応じた教科内容を体系的に修得することを目的とします。 本授業は、哲学や思想を学ぶために哲学者の原文を精読するものです。近世哲学における大陸合理論の思想をとりあげ、特にデカルトの思想について,集中的に概説と演習を行います。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.大陸合理論の思想,特にデカルトの思想に関する基礎知識・読解力を修得する。 2.独特な哲学的眼差しを身に付け,校種に応じた教科内容を体系的に修得する。 3.授業や文献・資料等の内容について重要事項や問題点を取り出すことができる。 | ||||||
【授業の内容】 【学生がより深く学ぶための工夫】 教員が一方的に話すだけにならないように、学生に意見を述べてもらう場面を頻繁に設ける。また,学生による報告及び討議の時間を設ける。 1.近世哲学史・大陸合理論概説(高校「倫理」教科書・教材分析) 2.デカルト哲学概説 3.スピノザ哲学概説 4.ライプニッツ哲学概説 5.『方法序説』第1部-報告と共同討議1 6.『方法序説』第2部-報告と共同討議2 7.『方法序説』第3部-報告と共同討議3 8.『方法序説』第4部-報告と共同討議4 9.『方法序説』第5部-報告と共同討議5 10.『方法序説』まとめ 11.『哲学原理』懐疑-報告と共同討議1 12.『哲学原理』精神と物体-報告と共同討議2 13.『哲学原理』神の存在-報告と共同討議3 14.『哲学原理』-まとめ 15.デカルト哲学の特徴 | ||||||
【時間外学習】 この授業は基礎資料を基にした発表と議論を中心に進めます。報告の準備に際して関連分野を視野に入れて,学習してください。 | ||||||
【教科書】 比較的廉価な邦訳・文庫版『方法序説』,『哲学原理』を使用します。 | ||||||
【参考書】 学習指導要領,授業中に適宜示します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 報告と討議への参加 50% 期末レポート 50% (報告レジュメやレポートにおいては時間外学習における文献調査等に関する評価をそれぞれの評価配分の50%とします。) | ||||||
【注意事項】 なし | ||||||
【備 考】 なし |