授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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体育科指導法(小) Teaching Method of Physical Education for Grade Teachers | 必修 | 2 | 2 | 田端真弓 内線:7630 e-mail:mtabata@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 現代の学校教育において小学校体育に求められている学習指導のあり方について学習した上で、小学校体育における領域の系統性を中心に学習内容とその評価、授業の仕方について理解できるようにする。「実技」、「模擬授業」、「授業検討会」では、各運動領域の特性と教材に着目するとともに、模擬授業を行い、授業検討会を通して小学校の体育授業の方法と内容、教材について学習する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.各運動領域の特性と小学校体育の内容構成について説明できる。 2.小学校体育における教材づくりの条件、ポイントについて理解している。 3.小学校体育における場づくりについて理解している。 4.体育授業を実践し、反省点、問題点、よかった点について自己評価するなど省察することができる。 | ||||||
【授業の内容】 1.小学校における体育の重要性と本授業のねらい 2.小学校体育の目的・目標(各学年における目標) 3.学習内容と運動領域および保健領域の構成(授業VTRの視聴と分析を含む) 4.小学校体育の内容、運動の特性(授業VTRの視聴と分析を含む) 5.年間指導計画、単元計画(小テスト実施) 6.学習形態、学習カード(授業VTRの視聴と分析を含む) 7.教材づくり、場づくり(授業VTRの視聴と分析を含む) 8.学習指導案 9.学習評価 10.学習指導案の作成 11.模擬授業(1) 12.模擬授業(2) 13.授業検討会(1) 14.授業検討会(2) 15.総則における「体育・健康に関する指導」と体育科(小テスト実施) 【学生がより深く学ぶための工夫】 講義内容の要約と見解を書いてもらう。 | ||||||
【時間外学習】 前半の講義では、毎回の授業を復習し、要点を整理しておくこと。後半の模擬授業、授業検討会では、授業における運動領域の学習指導要領解説をよく読み(予習)、授業検討会で学んだことをノートに記録し、要点をまとめることで復習を行うこと。 | ||||||
【教科書】 文部科学省、『小学校学習指導要領解説 体育編』、平成20年 | ||||||
【参考書】 文部科学省、『小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック』 国立教育政策研究所、『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料 小学校 体育』、平成24年 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 授業ノートのまとめと総括レポート40% 小テスト60% | ||||||
【注意事項】 「模擬授業」の際は、運動のできる服装で参加すること。 | ||||||
【備 考】 模擬授業はグループごとに行う。 |