授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
声楽V
Vocal music V
選択13  栗栖由美子
内線:554-7617
e-mail:ykurisu@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
声楽Ⅴでは,これまでの声楽の実技授業で習得した能力に基づき,オペラのアリアをとおして,応用的な歌唱技術の習得とレパートリーの拡大を図る。また,習得した歌唱技術を生かして,中学校・高等学校歌唱教材を使っての模範演奏が行えることを目標とする。
【具体的な到達目標】
1.技術面のみでなく,心理・心情面からも歌唱表現の幅を広げることができる。
2.中学校・高等学校歌唱教材を使って模範演奏をすることができる。
【授業の内容】
1. 授業のガイダンス
2. オペラの歴史1:バロック
3. オペラの歴史2:古典
4. オペラにおけるレチタティーヴォとアリア
5. レチタティーヴォの演奏法
6. アリアにおける歌唱表現
7. 実技指導:様式感(個人レッスンの形態をとる)
8. 実技指導:間の取り方
9. 実技指導:演出
10. 実技指導:身体表現
11. 実技指導:演奏解釈
12. 実技指導:表現
13. 中学校歌唱教材を使っての模範演奏(自由選択)
14. 高等学校歌唱教材を使っての模範演奏(自由選択)
15. 授業のまとめ
16. 実技試験
*2.-12.をおりまぜながら授業を進める。
【学生がより深く学ぶための工夫】
・個人レッスンの形態をとるが,毎回,公開レッスンとし,他学生の歌唱に対して,コメントする時間を設ける。
・理解を確認するため,既習曲ごとにノートをチェックする。
【時間外学習】
・日頃からあらゆる声楽曲に関心を持ち,CD,DVD等をとおして,数多 くの声楽曲にふれること,また演奏会に出かけることも重要である。
・担当教員の指示に従い,歌唱教材の予習・復習をする。
【教科書】
それぞれの声種に合わせたオペラ・アリアを選び,楽譜を指示する。
【参考書】
授業中に適宜,指示する。
【成績評価方法及び評価の割合】
期末試験(声楽関係合同試験)60%,
授業への参加度(小テスト,授業時の実技テスト等)40%
【注意事項】
各自必ず発声練習をしてから受講すること。
【備 考】
なし