授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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生活環境とホルモン Life and hormone | 選択 | 2 | 2 | 高濱秀樹 内線:7574 e-mail:htaka@cc.oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 ストレス、リズムと睡眠、肥満、高血糖、高血圧、性、行動異常、アレルギー反応、老化など日常の生活の中でかかわる生物現象を理解するため、ホルモンや神経・免疫の作用について学ぶ。恒常性の維持(ホメオスタシス)は、動物が同じ状態を保とうとすることではなく、一定の幅の中で環境の変化に対応して最適な体の内部環境を生み出すことである。寒いときには寒さに適応した体になり、暑ければ体は異なった対応をとるなど、恒常性の維持が、快適な生活を送ることにいかに密接に関わっているかを認識する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.過剰なストレスにホルモンがどのように作用し、体内変化をもたらすかを説明できる。 2.生体リズムや睡眠を生み出すホルモンがどのように作用しているかを説明できる。 3.脂肪、糖、水分、塩分代謝と関わるホルモンがどのように作用しているかを説明できる。 4.正常な性成熟に関わるホルモンがどのように作用しているかを説明できる。 5.皮膚、筋肉、骨の老化現象とホルモン作用について説明できる。 6.大学生らしい質問ができるようになること。 | ||||||
【授業の内容】 1 恒常性の維持について 2 過剰なストレスがもたらす生体反応とホルモン作用 3 視床下部の働き(自律神経とホルモン) 4 ストレスと機能向上 5 生体リズムと体内時計 6 睡眠とリズム 7 脂肪代謝とホルモン、肥満との関連 8 糖代謝とホルモン、高血糖との関連 9 水分や塩分代謝とホルモン、高血圧との関連 10 性の進化的役割 11 性成熟とホルモン 12 神経作用と性ホルモン 13 内分泌撹乱物質と性、行動異常 14 老化する器官、皮膚、筋肉、骨とホルモン作用 15 老化と寿命 | ||||||
【時間外学習】 一般的な科学や健康維持に関する書籍(新書など)を読み、科学的な内容のTV番組を参照すること。 | ||||||
【教科書】 使用しない。 | ||||||
【参考書】 随時プリント資料を配付 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 内容理解 30 % 毎回出すレポートの中の質問内容70% | ||||||
【注意事項】 ・講義にはプロジェクターを使用する。 | ||||||
【備 考】 特になし |