授 業 科 目必修・
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世界史概説Ⅱ
Introduction to World History Ⅱ
必修22  甘利弘樹
内線:7544
e-mail:hiamari@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
中国の歴史(中国史)を、文献の講読に基づき考察します。具体的には、各授業時間において受講生が文献を分担して発表したのち、受講生全員で議論します。このような授業を通して、中国史の各時代を理解・分析し、中国の歴史の大きな流れをつかむとともに、現代中国の歴史的観点に基づく捉え方を構築することをめざします。
【具体的な到達目標】
1. 中国史の基本的な知識を把握できること。
2. 中国史を多面的に考察できるようになること。
3. 現代そして未来における中国を考える姿勢を作り出せること。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. 中国史を学ぶ意義
3. 中国文明の誕生
4. 秦漢の統一
5. 分裂の世紀
6. 南北朝時代
7. 隋唐の統一
8. 宋朝の内外
9. モンゴル民族の元朝
10. 明朝の興亡
11. 清帝国の建設
12. 清朝の動揺
13. 中華民国の苦悩
14. 中華人民共和国の光と影
15. まとめ
16. 定期試験
【学生がより深く学ぶための工夫】
 毎回の授業終了前に、ライティングを行ってもらいます。
【時間外学習】
発表担当者は発表のために十分な時間をかけることが必要です。
受講生は教科書を予め読んだり、参考書を閲覧したりするなどの準備が必要です。
また図書館の本・インターネットの情報を収集し、中国・中国史について、常に理解を深めてください。
【教科書】
山口修著・宮崎正勝改訂『この一冊で「中国の歴史」がわかる!』(三笠書房、2003年)。
またプリント資料・ビデオ資料を適宜使用して授業を進めます。
【参考書】
高等学校学習指導要領・地理歴史。その他は授業中に指示します。
【成績評価方法及び評価の割合】
発表40%・受講時のマナー遵守状況30%・試験30%。なお、以上3項目のうち1つが不合格となった際には、全体で不合格となります。
【注意事項】
ガイダンスの際に指示します。ガイダンスに出席できない受講生(または受講予定者)は、事前に担当教員に連絡を取ること。
【備 考】
前向きな姿勢で受講してください。
授業内容の変更がある場合、ガイダンスの際に、そのことについて説明します。