授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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人文地理学特講Ⅰ Special Lecture on Human Geography Ⅰ | 選択 | 2 | 2,3 | 土居晴洋 内線:7549 e-mail:hdoi@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 人文地理学は地域や社会を理解する様々な領域と研究の視点を有している。本講義では近年の研究動向を取り入れた教科書を用いて,地理学的な見方・考え方を理解し,身近な地域や現代社会で生起する様々な事象を読み解く力を養う。また,人文地理学の諸領域と研究成果が社会科や地理等,学校教育の学習内容とどのように活かされているのかを理解する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 人文地理学の諸領域を理解する。 2 主題図やグラフを適切に作成する力,適切な主題図やグラフを作成する力を養う。 3地理学の見方・考え方を用いて社会を考察する。 4地理学的研究と学校教育との接点を理解する。 | ||||||
【授業の内容】 1 地理学のアプローチ 2 地理学からとらえる人口事象 3 人口移動と地域 4 都市の地理学的特質 5 グローバル化と都市 6 都市の地域構造とフォーディズム 7 ポストフォーディズムと都市 8 現代農業・農村への地理学的接近 9 グローバル化と農業・農村 10 工業立地の基礎理論 11 工業立地における集中と分散 12 日本の流通システム 13 小売業と都市空間 14 消費生活と地理学 15 まとめ- 16 試験 | ||||||
【時間外学習】 予定される教科書の章節について予習を行い,不明な語句や内容について,『人文地理学辞典』等を用いて解決するようにする。授業終了後は,教科書に記述された学習した内容について,身近な地域で理解するようにつとめる。 | ||||||
【教科書】 竹中ほか編著(2009)『人文地理学』ミネルヴァ書房 | ||||||
【参考書】 山本正三ほか編著(1997)『人文地理学辞典』朝倉書店 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 期末試験 70%,課題レポート等 30% | ||||||
【注意事項】 受講にあたって高校地理の履修の有無は問わない。現代社会や人間の存在を自分なりに見つめる意欲のある学生の受講を望む。 本講義は偶数年度に開講する。2014,2016,… | ||||||
【備 考】 |