授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
---|---|---|---|---|---|---|
人権教育論 Human Rights in Education | 選択必修 | 2 | 2 | 新谷 恭明 内線: e-mail: | ||
【授業のねらい】 人権は近代市民社会構成の基本原理である。それゆえに人権教育は社会の根幹にかかわる重要な教育である。本講義では人権侵害である社会的差別が社会的な意味で問題であることを理解した上で、人権の歴史と理論について概要を把握する。次いで日本における人権問題の歴史的形成と現代的意味について学ぶ。被差別部落及び部落差別と解放運動、女性の人権、子どもの人権、「同和」教育など人権教育にかかわる人権問題の歴史と現状について考察する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.人権問題についての基本的な歴史について説明できる。 2.人権問題の現状について説明できる。 3.人権教育のあり方について説明できる。 | ||||||
【授業の内容】 1.近代市民社会における人権の形成 2.差別するとはどういうことか 3.部落差別とは何か 4.部落差別の歴史;差別の生成 5.部落差別の歴史;身分制度の解体と近代的差別の始まり 6.部落差別の歴史;部落改善運動と融和運動 7.部落差別の歴史;水平社の成立と闘い、そして終焉 8.中間テスト 9.「同和」教育がしてきたこと 10.識字と人権 11.ジェンダーと人権;ジェンダーの考え及び近代以前の女性観 12.ジェンダーと人権;近代的女性観の登場と近代家族の形成。性的少数者の問題 13.障がい者の人権 14.国際化社会における人権;在日外国人、外国につながる子どもたち、国際紛争と人権 15.人権・「同和」教育のこれから 16.試験 | ||||||
【時間外学習】 | ||||||
【教科書】 新谷恭明/伊森浩人『人間を大切にする学校づくりの道標』福岡県人権研究所 | ||||||
【参考書】 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 中間テスト50%、試験50% | ||||||
【注意事項】 | ||||||
【備 考】 |