授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
人間と環境Ⅰ
Human Life and Environment Ⅰ
選択22  高濱秀樹
内線:7574(高濱)
e-mail:htaka@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 産業革命以降に生産・消費活動が活発化し,文化の発展過程において自然との共生を無視した人類の様々な活動が行われてきた。その結果として多種多様な環境問題が発生し,人類の存続すら危うくなってきている。それらの環境問題を解決し,安全で健康的な生活環境を子孫に伝授するためには日常生活の様式や意識の変革が求められる。そこで,本講義では人類が自然からこれまでに甘受してきた恩恵を子孫も受けられるに相応しい環境の保全に向けた日常生活の在り方や科学技術の在り方について探求する。
【具体的な到達目標】
1) 人類の活動と自然界との関係が理解できる。
2) 日常生活が自然界にどのような環境負荷を与えているのか理解できる。
3) 環境保全に相応しい日常生活の様式や意識の変革に取り込む姿勢や行動力が涵養される。
【授業の内容】
 1)ガイダンスと評価基準の明示
 2) ヒトの由来:動物学的視点からの位置①
 3) ヒトの由来:動物学的視点からの位置②
 4) ヒトの機能1:知能①
 5) ヒトの機能1:知能②
 6) ヒトの機能2:運動機能①
 7) ヒトの機能2:運動機能②
 8) ヒトと身近な植物1:作物
 9) ヒトと身近な植物2:生活に係る植物
 10) ヒトと身近な動物1:家畜と家禽
 11) ヒトと身近な動物2:生活に係る動物
 12) 環境負荷1:江戸時代以前
 13) 環境負荷2:江戸時代
 14) 環境負荷3:現代社会
 15) まとめ
 16) 試験
【時間外学習】
 課題1:環境問題に関連した新聞・テレビ・ラジオ報道についてのレポート
 課題2:時代小説の中の引用から,環境負荷軽減に関する生活の知恵についてレポート
【教科書】
 必要に応じて資料を配布するので,教科書指定はしない。
【参考書】
 特になし
【成績評価方法及び評価の割合】
 試験: 80% レポート: 20%
【注意事項】
特になし
【備 考】
 特になし