授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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心理学特別研究 Seminar of psychological methodology | 選択 | 2 | 3 | 古城和敬・武内珠美・藤田 敦・溝口 剛・河野 伸子 内線:7610 e-mail:kkojo,ttakeuti,a-fujita,t-mizo,n-kawano@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 ゼミごとに演習形式で各自の興味・関心がある領域の文献を精読し、問題意識を心理学的な研究ベースに高める過程を習得する。さらに、データ収集を行い、データ処理の実践的手法を習得する。この学習を通じて,現代社会やそこに生きる人間の問題を心理学的な視点から理解する方法を身につける。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1. 心理学の文献を精読し、当該の領域の研究動向をつかむことができる。 2. 心理学的な問題意識を研究ベースに高めることができる。 3. 研究目的に応じたデータ収集法とデータ処理法を選択できる。 4. コンピュータによる統計処理ができる。 | ||||||
【授業の内容】 1. 心理学の研究過程の概説 2. 心理学文献の活用(1) 3. 心理学文献の活用(2) 4. 研究課題と仮説の設定(1) 5. 研究課題と仮説の設定(2) 6. データ収集と処理の計画 7. 尺度作成の一般的手順 8. 尺度の信頼性・妥当性の検討方法 9. 質問紙の作成 10. データ収集の実際(1) 11. データ収集の実際(2) 12. コンピュータによる統計処理(1)-記述統計 13. コンピュータによる統計処理(2)-推測統計 14. 研究報告書の構想 15. 研究報告書の作成 16. 研究報告書の発表 【学生がより深く学ぶための工夫】 少人数によるディスカッションを通じて,課題に対する自らの思考を深めながら他者との共同的な問題解決を実践していく。 | ||||||
【時間外学習】 心理学の文献を事前に精読し、レジュメ等にまとめ、それらを論理的に再構成して研究目的を設定する必要があり、データ収集やデータ処理も含めて時間外の学習・実習に依存することがきわめて多い。 | ||||||
【教科書】 適宜資料を配付する | ||||||
【参考書】 各ゼミにおいて指示する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 ゼミの担当教員によって多少異なるが、おおむね平常点(議論への参加,小課題等)30%,課題レポート(研究報告書)70% | ||||||
【注意事項】 無し | ||||||
【備 考】 無し |