授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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障害児研究 Study on Special Education | 選択 | 2 | 3 | 田中新正・古賀精治・衛藤裕司 内線:7538・7521・7537 e-mail:shimmasa@oita-u.ac.jp,skoga@oita-u.ac.jp,eto@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 特別支援学校において行われる教育研究の概要・方法について学ぶ。学校における教育研究の位置づけを学んだ後,発表・公表されている教育研究の調査を行い,教育研究レポートの書き方について学ぶ。同時に,教育研究を行う上での倫理についても学ぶ。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 特別支援学校で行われる教育研究について,その位置づけ・校内体制を 知る。 2 特別支援教育に関する教育研究の情報を幅広く収集する方法論を知る。 3 特別支援教育における研究レポートの書き方の実際を知る。 4 特別支援学校において行う教育研究の倫理について知る。 | ||||||
【授業の内容】 1 特別なニーズのある子ども達のための教育研究の意義 2 特別なニーズのある子ども達のための教育研究の位置づけ(学校の教 育目標との関連,文科省・県の研究科発学校・研究指定校制) 3 特別なニーズのある子ども達のための教育研究の位置づけ(学校にお ける研究体制と研究部・個人研究) 4 特別なニーズのある子ども達のための教育研究1(文献の収集:特別 支援学校内,県内の特別支援教育関連機関,CiNii論文情報ナビゲー タ) 5 特別なニーズのある子ども達のための教育研究2(研究方法:実験的 研究法,事例研究法,調査) 6 特別なニーズのある子ども達の国策的研究(文科省,国立特別支援教 育総合総合研 究所) 7 特別なニーズのある子ども達のための教育研究レポートの始め方 8 特別なニーズのある子ども達のための教育研究レポートのスタイルと 表現形式 9 特別なニーズのある子ども達のための教育研究レポートの書き方の 各部分の書き方 10 特別なニーズのある子ども達のためのデータの分析・解釈・報告 11 特別支援教育に関する県内の研究会(大分県教育センター,附属特別 支援学校) 12 特別支援教育に関する学会(日本特殊教育学会他) 13 特別なニーズのある子ども達のための教育研究における倫理1 14 特別なニーズのある子ども達のための教育研究における倫理2 15 教育研究の実践例 | ||||||
【時間外学習】 1 事前学習:①指定された文献を収集し,読んでおくこと。②指定された 内容に関するレジメを作成しておくこと。 2 事後学習:講義時間に指摘された内容をまとめ,理解を深めておくこ と。 | ||||||
【教科書】 特に使用しない。 | ||||||
【参考書】 1 「障害児教育の研究法」 3465円 田研出版 D.M.マーテンズ他著 中 野善達・佐藤至英訳 2 「実践障害児教育」月刊 学習研究社 3 「LD&ADHD」季刊 明治図書 4 「特別支援教育の実践情報」季刊 明治図書 5 「自閉症教育の実践」季刊 明治図書 6 「特殊教育学研究」年6冊 日本特殊教育学会 7 「日本特殊教育学会発表論文集」年1冊 日本特殊教育学会開催校 ※全て図書館にあります | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 1 平常点(発表・議論への参加)50% 2 課題レポート50% | ||||||
【注意事項】 授業の内容上,特別支援教育コースの学生に限る。 | ||||||
【備 考】 なし |