授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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障害児教育演習 Practical Seminar on Special Education | 選択 | 2 | 3 | 田中 新正 内線:7538 e-mail:shimmasa@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 主に脳性まひ等の肢体不自由等のある幼児から小学校または小学部の低学年までの児童に大学に来てもらい、動作法(心理リハビリテイションの中心となる指導法)や遊びの指導を実際に行うことによって、子どもの指導や支援の仕方について方法を学ぶ。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.幼児期から小学校低学年までの脳性まひ等のある子どもの発達の実態を理解できる。 2.脳性まひ等のある幼児・児童の動作の発達と指導方法について習得することができる。 3.脳性まひ等のある幼児・児童の遊びの指導について学ぶことができる。 4.知的障害を伴う脳性まひ等のある幼児・児童の動作や遊びの指導方法について学ぶことができる。 | ||||||
【授業の内容】 1 脳性まひ等のある幼児・児童の保護者との面接の実際 2 脳性まひ等のある幼児・児童の発達検査の実際 3 知的障害を伴う脳性まひ等のある幼児・児童の発達検査の実際 4 動作法の観点からみた脳性まひ児の実態把握 5 脳性まひ等のある幼児・児童のコミュニケーションの基礎的能力についての実態把握 6 知的障害を伴う脳性まひ等のある幼児・児童とのラポートの取り方 7 脳性まひ等のある幼児・児童の遊びの指導 8 知的障害を伴う脳性まひ等のある幼児・児童の遊びの指導 9 動作法による姿勢と運動・動作の基本的技能に関する指導1-緊張・弛緩の制御- 10 動作法による姿勢と運動・動作の基本的技能に関する指導2-姿勢保持・変換- 11 動作法による身体の移動能力に関する指導1-重心移動と踏み締め- 12 動作法による身体の移動能力に関する指導2-歩行- 13 動作法による作業に必要な基本動作に関する指導-上肢の基本動作- 14 動作法による日常生活に必要な基本動作に関する指導-書字動作- 15 指導結果のまとめ方 【学生がより深く学ぶための工夫】 原則として一人の障害のある幼児・児童を担当してもらう。また受講者全員で遊びの指導を企画・実施してもらう。 | ||||||
【時間外学習】 脳性まひ児・者親の会が主催する月例会や大分心理リハビリテイションキャンプ等で研修の機会があるので、できるだけ参加すること。 | ||||||
【教科書】 「基礎から学ぶ動作法-心理リハビリテイション・ガイドブック-」 ナカニシヤ出版 | ||||||
【参考書】 「特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編」 文部科学省 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 実技の課題到達度60% 課題レポート25% 教材・教具等の準備とその取組15% | ||||||
【注意事項】 「知的障害児教育演習」を履修済みの学生に限る。また16時に始めて18時半に終わるので、その時間帯で出席できること。それぞれ一人の子どもを担当してもらうので、社会的責任上、欠席しないこと。運動できる服装で出席すること。 | ||||||
【備 考】 なし。 |