授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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思想史概論Ⅰ History of thought Ⅰ | 選択(28年度開講、隔年)29年度不開講 | 2 | 1,2 | 黒川勲 内線:7525 e-mail:kurokawa-isao@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業は哲学や思想を学ぶための導入となるものです。哲学的思考の出発点である古代ギリシアの思想をとりあげ,特にプラトンの思想について,集中的に概説と演習を行うます。本授業は,地域の発展に貢献できる人材の育成のため,人々の多様な文化や生き方,価値観を尊重し共生する専門的知識と力量の習得を目的とします。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.古代ギリシアの思想,特にプラトンの思想に関する基礎知識を習得する。 2.独特な哲学的眼差しを身に付け,人々の多様な文化や生き方,価値観を尊重し共生る専門的知識と力量を習得する。 3.授業や文献・資料等の内容について重要事項や問題点を取り出すことができる。 | ||||||
【授業の内容】 教員が一方的に話すだけにならないように、学生に意見を述べてもらう場面を頻繁に設ける。また,学生による報告及び討議の時間を設けます。 1.古代ギリシャ文化・哲学史概説(高校「倫理」教科書・教材分析) 2.プラトン哲学概説 3.ソクラテスの精神 4.イデア論 5.想起説-魂 6.想起説-真理 7.『饗宴』エロス賛美の演説(アガトン)-報告と共同討議1 8.『饗宴』エロス賛美の演説(アリストパネス)-報告と共同討議2 9.『饗宴』ソクラテスの演説 -報告と共同討議3 10.『饗宴』まとめ 11.『パイドン』魂の不死の証明の概観-報告と共同討議1 12.『パイドン』魂の不死の証明の詳細-報告と共同討議2 13.『パイドン』魂の不死の証明の検討-報告と共同討議3 14.『パイドン』-まとめ 15.プラトン哲学の特徴 | ||||||
【時間外学習】 古代ギリシア史に関する基礎知識を習得してください。 | ||||||
【教科書】 比較的廉価な邦訳・文庫版『饗宴』,『パイドン』を使用します。 | ||||||
【参考書】 講義内容の展開にそって参考文献を示します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 評価割合 期末試験あるいは期末レポート 50% 報告と討議への参加 50% (報告レジュメやレポートにおいては時間外学習における文献調査等に関する評価をそれぞれの評価配分の50%とします。) | ||||||
【注意事項】 なし | ||||||
【備 考】 なし |