授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
国文法研究
Studies of Japanese Grammar
選択22  荻野千砂子
内線:7536
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【授業のねらい】
すべての言語には、一つ一つの単語を組み立てるルールが存在する。このルールが文法である。講義では「私はバラの花がすきです」と言えるのに、「*私はテレビを見るがすきです」と言えないのはなぜなのか、また、「呼ぶ」に対して「(先生に)呼ばれる」という受身形はあるが、「(水がホースから)出る」に対して「*出られる」という受身形がないのはなぜか等、品詞・格助詞・活用等について考察する。
【具体的な到達目標】
(1)文法とは暗記するものでなく、自分が分析する対象であることを実践する。
(2)学校文法で学習しない現象に関しても、分析できるようになる。
【授業の内容】
1 品詞
2 名詞と動詞と形容詞 
3 格助詞の機能
4 自動詞と他動詞
5 動詞の活用
6 ら抜き言葉について
7 方言の動詞の活用
8 受け身文の特徴
9 使役文の特徴
10 人称名詞
11 やりもらい表現
12 指示詞
13 時制
14 相対的な時間
15 二つのテンス
16 期末試験
【時間外学習】
講義中に出された課題を次の講義に提出すること
【教科書】
野田尚史(1994)『はじめての人の日本語文法』 くろしお出版 
【参考書】
中学校学習指導要領 国語
講義中に適宜指示する
【成績評価方法及び評価の割合】
講義中の課題レポート20% 期末試験80%
【注意事項】
なし
【備 考】
なし