授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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国文法研究 Studies of Japanese Grammar | 選択 | 2 | 2 | 荻野千砂子 内線:7536 e-mail: | ||
【授業のねらい】 すべての言語には、一つ一つの単語を組み立てるルールが存在する。このルールが文法である。講義では「私はバラの花がすきです」と言えるのに、「*私はテレビを見るがすきです」と言えないのはなぜなのか、また、「呼ぶ」に対して「(先生に)呼ばれる」という受身形はあるが、「(水がホースから)出る」に対して「*出られる」という受身形がないのはなぜか等、品詞・格助詞・活用等について考察する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 (1)文法とは暗記するものでなく、自分が分析する対象であることを実践する。 (2)学校文法で学習しない現象に関しても、分析できるようになる。 | ||||||
【授業の内容】 1 品詞 2 名詞と動詞と形容詞 3 格助詞の機能 4 自動詞と他動詞 5 動詞の活用 6 ら抜き言葉について 7 方言の動詞の活用 8 受け身文の特徴 9 使役文の特徴 10 人称名詞 11 やりもらい表現 12 指示詞 13 時制 14 相対的な時間 15 二つのテンス 16 期末試験 | ||||||
【時間外学習】 講義中に出された課題を次の講義に提出すること | ||||||
【教科書】 野田尚史(1994)『はじめての人の日本語文法』 くろしお出版 | ||||||
【参考書】 中学校学習指導要領 国語 講義中に適宜指示する | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 講義中の課題レポート20% 期末試験80% | ||||||
【注意事項】 なし | ||||||
【備 考】 なし |