授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
国語史
History of Japanese Language
選択23  荻野千砂子
内線:7536
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【授業のねらい】
すべてのことばは時代によって変化をする。この講義では日本語が具体的にどのような変遷をたどってきたかについて学習する。
【具体的な到達目標】
(1)上代・中古・中世・近世・近代ごとの日本語の特徴を理解する。
(2)古代語から近代語への日本語の歴史的変遷を、音声や文法の面から理解する。
【授業の内容】
1 文献以前
2 古代語の特徴
3 言語変化のとらえ方
4 日本語の時代ごとの特徴
5 上代-万葉仮名-
6 上代-母音調和と上代特殊仮名遣い-
7 中古-かな文字の興隆-
8 中古-敬語の発達-
9 中世-和漢混淆文-
10 中世-連濁-
11 中世-[je]の音-
12 中世-係り結びの崩壊-
13 近世-二段動詞の一段化-
14 近世-京都中心の上方語から江戸語へ-
15 近代-西欧からの外来語の混入-
16 定期試験
【時間外学習】
毎回課題レポートを課す
【教科書】
沖森卓也(2010)『はじめて読む日本語の歴史』ベレ出版
【参考書】
高等学校学習指導要領 国語
講義中に適宜指示する
【成績評価方法及び評価の割合】
講義中の小テスト20% 期末レポート80%
【注意事項】
暗記することが膨大にあるので、毎回の課題ごとに理解し、少しずつ暗記することが必要である。
【備 考】
なし