授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
国語科授業研究
Practical Teaching Theory of the Japanese Language Education
選択22  花坂歩
内線:
e-mail:
【授業のねらい】
 学習指導要領の指導事項を中核に、目標、学習者の実態、学習材の特質、評価、学習活動を有機的に関連させ、整合性のある指導案を作成できるようにするとともに、模擬授業による検討によって、作品分析、言語活動、授業展開を評価できるようにする。
【具体的な到達目標】
1 学習指導要領の指導事項の主旨をふまえた授業を構想できる。
2 目標、学習者の実態、学習材の特質、評価、学習活動が相互に関連する整合性のある指導案を作成することができる。
3 模擬授業において、発声、応対、板書等の基礎的実践力を示せる。
【授業の内容】
Ⅰ これからの国語の授業を創造する基礎理論
 1 「A 話すこと・聞くこと」の特質とその評価
 2 「B 書くこと」の特質とその評価
 3 「C 読むこと」の特質とその評価
Ⅱ 小学校学習材を用いた実践研究
 4 1年生学習材を題材にした指導事項の基礎理解
 5 2年生学習材を題材にした指導事項の基礎理解
 6 3年生学習材を題材にした指導事項の基礎理解
 7 4年生学習材を題材にした指導事項の基礎理解
 8 5年生学習材を題材にした指導事項の基礎理解
 9 6年生学習材を題材にした指導事項の基礎理解
 10 1年生学習材を題材にした指導事項の理解の充実
 11 2年生学習材を題材にした指導事項の理解の充実
 12 3年生学習材を題材にした指導事項の理解の充実
 13 4年生学習材を題材にした指導事項の理解の充実
 14 5年生学習材を題材にした指導事項の理解の充実
 15 6年生学習材を題材にした指導事項の理解の充実
【学生がより深く学ぶための工夫】
模擬授業、研究協議、講義の振り返りによって、主体的な学びが深まるようにする。
【時間外学習】
与えられた学習材についての文献調査、指導案作成、学習材開発
【教科書】
『小学校学習指導要領解説国語編』(文部科学省、東洋館出版、2008)
【参考書】
『ひろがる言葉』(1年~6年、教育出版)、『国語』(1年~6年、光村図書)、『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料』(国立教育政策研究所)、『言語活動の充実に関する指導事例集【小学校版】』(文部科学省)
【成績評価方法及び評価の割合】
1次指導案(35%)、模擬授業(20%)、授業後の小考(10%)、小テスト(10%)、最終レポート(修正指導案)(25%)
【注意事項】
与えられた学習材についての文献調査、指導案作成、学習材開発、模擬授業、事後考察が単位認定における必須条件である。
【備 考】
1人に1つ以上、教科書所収学習材を割り当てます。模擬授業を構想し、授業実践の上、協議する実践的な授業です。