授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
---|---|---|---|---|---|---|
地域人口論 Human Living and Region | 選択 | 2 | 1 | 土居晴洋 内線:7549 e-mail:hdoi@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 現代世界はさまざまな人口問題を抱えている。本講義は生命表や合計特殊出生率,人口置換え水準など,人口学の基礎的な知識を理解・修得する。さらにこれら人口学の諸概念が現代社会,特に日本や世界といった地域的側面でどのように理解されるのかを,地域の持つ諸条件との関連において解釈する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 人口学の諸指標を理解し,自ら計算することができる。 2 人口構造の変化を,地図やグラフ,表などの統計資料をもとに読み取ることができる。 3 現代における人口問題を地域的特質との関連で考察することができる。 | ||||||
【授業の内容】 1.“人口”の持つ意味 2.世界の人口増加の歴史 3.日本の人口増減 4.人口増減の3要素 5.生命表とコーホート 6.人口の将来予測 7.出生率の諸指標 8.人口置換え水準と平均寿命 9.人口転換とその要因 10.人口と食糧 11.人口減少の要因 12.中国の食糧問題 13.第2の人口転換 14.人口減少社会の功罪 15.まとめ-地域人口の未来 16.試験 | ||||||
【時間外学習】 講義において解説された事項について,普段の生活の中で確認するように努力する。また,適宜,課題を課すので,期限内に提出する。 | ||||||
【教科書】 使用しない。 | ||||||
【参考書】 適宜紹介する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 期末試験 70%,課題レポート等 30% | ||||||
【注意事項】 現代社会や人間の存在を自分なりに見つめる意欲のある学生の受講を望む。 | ||||||
【備 考】 |