授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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線形代数Ⅰ Linear Algebra Ⅰ | 必修 | 2 | 1 | 馬場 清 内線:7564 e-mail: | ||
【授業のねらい】 大学での数学の基礎となる微分積分学と線形代数学のうち、後者の講義を行う。高校とは異なった、大学数学の考え方に慣れることを1つの目標としながら、専門的な知識・技能を体系的に修得するために,線形代数学を学ぶ。これにより質の高い教員養成を目指す。 | ||||||
【具体的な到達目標】 専門的な知識・技能を体系的に修得し,質の高い教員養成を目指すために次の到達目標を設定する。 1.行列の基本変形を用いて、一般的な連立一次方程式を解いたり、行列の階数を求めることができる。 2.行列の基本変形を用いて、逆行列を求めることができる。 3.ベクトルの一次独立性、一次従属性を判定できる。 4.集合の記法に慣れ、使うことができる。 5.論理や証明法を、正確に使える。 6.さまざまなベクトル空間の底と次元を求めることができる。 | ||||||
【授業の内容】 1. 行列の定義と行列の演算 2. 行列の基本変形と階数 3. 連立一次方程式 4. 斉次連立一次方程式 5. 正則行列、逆行列 6. 行列についての補足 7. ベクトルの1次独立性 8. 集合についての補足 9. 論理についての補足 10.証明法のついての補足 11.部分空間 12.部分空間 13.底と次元 14.直和,抽象的なベクトル空間 15.高校までの教科書教材との関連 16.テスト 【学生がより深く学ぶための工夫】 主体的な学びのため,毎回の授業時間中に(問)を出題し,それを解いてもらうことで,学習内容について思考を深められるように導く。 | ||||||
【時間外学習】 予習の必要はないが、必ず復習すること。 習った範囲について、教科書の問や演習問題を解くか、線形代数I演習でのプリントにある問題を解くとよい。 | ||||||
【教科書】 馬場 清 例からはじめる線形代数 牧野書店 | ||||||
【参考書】 高校までの数学との関連については,「学習指導要領」 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 中間試験 50%、期末試験 50% ただし、中間試験の成績が悪い場合など、レポートを課することがある。 授業外学習の配分は教科書の問や演習問題を解くこと内容が定着するので,試験の配分に含まれる。 教科書の問や演習問題を解くことと復習によりにより理解が深まり試験に反映するので,試験によりアクティブラーニングの成果を評価する。 | ||||||
【注意事項】 より良い理解のために、線形代数I演習を受講のこと。 | ||||||
【備 考】 なし |