授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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教育数学Ⅱ General Lecture on the Teaching of School Mathematics Ⅱ | 選択 | 2 | 4 | 川嵜道広 内線:7567 e-mail:mkawasa@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 算数・数学教育で扱われる重要な数学的概念についての見識を深めるとともに,文化としての数学や,科学としての数学の鑑賞を通して,数学的な感性と実践的指導力を育成する。教育数学IIでは,教育数学Iに引き続いて,論理的思考力や図形領域の教材に関する深い教養を身につけることを中心とする。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.算数・数学を通して論理的思考力を高めることができる 2.算数・数学教育で扱う教材を開発することができる 3.学校数学で扱う内容の背景にある数学的理論について理解することができる 4.個々独立している数学的知識を統合的に見ることができる | ||||||
【授業の内容】 1.基本的作図および作図題の教授学的分析1(幾何学の歴史) 2.基本的作図および作図題の教授学的分析2(作図の基礎) 3.基本的作図および作図題の教授学的分析3(作図の応用) 4.幾何的課題に関する教授学的分析1(平面図形) 5.幾何的課題に関する教授学的分析2(空間図形) 6.幾何的課題に関する教授学的分析3(論理的分析) 7.幾何的課題に関する教授学的分析4(直観的思考) 8.幾何的課題に関する教授学的分析5(平面図形の構成) 9.幾何的課題に関する教授学的分析6(立体図形の構成) 10.論理的課題に関する教授学的分析1(論理的思考) 11.論理的課題に関する教授学的分析2(論理の課題) 12.論理的課題に関する教授学的分析3(論理と実証) 13.論理的課題に関する教授学的分析4(論理的思考の育成) 14.学校数学における教材開発1(幾何) 15.学校数学における教材開発2(論理) 【学生がより深く学ぶための工夫】 授業の途中で、重要な事柄に対して各自の意見が持てるよう、議論する時間を設定する。また、数学的な活動を取り入れ、数学化の過程を経験させる。 | ||||||
【時間外学習】 提示した数学的課題を解決できるまで自力で解決する。図書館,インターネット,その他を利用して,新しい教材を積極的に開発する。 | ||||||
【教科書】 特に指定しない | ||||||
【参考書】 小学校学習指導要領解説算数編,中学校学習指導要領解説数学編 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 授業中の課題解決及び受講態度 80%, 課題レポートの提出 20% | ||||||
【注意事項】 数学科の学生は積極的に受講すること 教育数学Iおよび教育数学IIを通年で受講することが望ましい | ||||||
【備 考】 |