授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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教育本質論 Educational Essence | 必修(教員免許状科目) | 2 | 1 | 鈴木 篤 内線:7539 e-mail:atsuzuki@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業において受講者は、教職に関する基礎的な知識を獲得するとともに教育現場で生じる多様な現代的教育課題について学び、教師としての責任と使命の自覚を深めることを目指す。 | ||||||
【具体的な到達目標】 ①教職に関する基礎的な知識を備える。 ②教育現場で生じる多様な現代的教育課題について基礎的な知識を備える。 ③教師としての責任と使命の内実について基礎的な理解を備える。 | ||||||
【授業の内容】 1.「教育」とは何か 2.学びはどのように生じるか 3.子ども理解とは何か 4.良い授業とは何か 5.教育の評価を考える 6.学校は本当に必要か 7.学校教育と家庭教育の関係を考える 8.共同体としての学校 9.体験の教育的意味 10.教師と児童・生徒の関係を考える 11.生徒指導について考える 12.反省的実践家としての教師 13.学校と家庭・地域の連携を考える 14.社会福祉国家型教育と新自由主義型教育 15.現代的教育課題 16.試験 授業では毎回の授業内容に応じ、教育場面を想定した具体的事例を提示し、そうした場面でどのような対応が可能であるかを各自で検討し、他の受講者に向けて発表する活動を行う。 | ||||||
【時間外学習】 課題図書を読み、読書レポートを作成する(計7回) | ||||||
【教科書】 指定しない。適宜、資料を配布する。 | ||||||
【参考書】 ・文部科学省(2009年)『小学校学習指導要領』東京書籍。 ・稲垣佳世子、波多野誼余夫(1989年)『人はいかに学ぶか:日常的認知の世界』中央公論社。 ・オリヴィエ・ルブール著、石堂常世、梅本洋訳(1984年)『学ぶとは何か:学校教育の哲学』勁草書房。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 ・読書レポート(40%) ・ノートチェック(20%) ・最終試験(40%) ・教職志望者としての受講態度(0%~-100%) | ||||||
【注意事項】 ・この授業専用のノート(A4サイズ)を一冊用意し、表紙に授業名と名前、学籍番号を大きく書くこと。 ・テストには、ノートと配布プリントのみ持ち込み可。他人のノートのコピー等は持ち込み禁止。 ・座席を指定する。 ・他者の学習権を侵害する行為は禁止する。教職志望者として不適切な行為や、他者への敬意を欠いた言動も禁止する。 | ||||||
【備 考】 ①他者の発言に対しては、その肯定・否定のいずれであっても、他者の人格に対してではなく、意見内容に対して応答を行うこと。 ②他者の発言に対する否定的見解を述べる際は、まず他者の見解が持つ長所や可能性について言及し、その上で不足している点を指摘すること。 ③常識にとらわれない挑戦的な発言に対しては、当該発言が議論を促進するものである限り、高く評価し、敬意を払うこと。 |