授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
気象海洋学実験Ⅰ
Experiments in Meteorology and Oceanography Ⅰ
選択13  西垣 肇
内線:7571
e-mail:gaki@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
気象・海洋分野においては,観測,資料解析(観測結果から有用な情報を抽出すること),実験が研究の主要な手法に含まれる。この科目では,基本的な観測,資料解析,モデル実験(気象・海洋現象を表現する室内実験)を経験し,その方法,進めかた,背景にある考えかたを修得する。
【具体的な到達目標】
○基本的な気象観測,資料解析,モデル実験ができる(天気図の等圧線が読める,描けることを含む)。
○自分のしたことや考えを他人に伝えることができる。
【授業の内容】
1.授業紹介と基本事項
2. 天気図の作成:放送内容の書き取り
3. 天気図の作成:等圧線の作図
4. 雲の観察
5. 大気圧の測定
6. 気温と湿度の測定
7. 風向と風速の測定
8.気象データの作図と解析
9.グループ課題(例:降水量の観測)
10.グループ課題(例:地中温度の観測)
11.グループ課題(例:雲をつくるモデル実験)
12.口頭発表会(1回目)
13.グループ課題(例:海洋深層循環のモデル実験)
14. グループ課題(例:海洋の水温・塩分データの解析)
15. 口頭発表会(2回目)
後半部分は受講生をグループに分け,グループごとに別の課題を行う。グループ課題は上記の例にこだわらず相談のうえ決定する。
【時間外学習】
レポートの作成(前半部)と口頭発表の準備(後半部)。課題によっては時間外の観測調査。
【教科書】
授業中に資料を配布する。
【参考書】
日本気象協会編,『わかりやすい天気図の話』,クライム。
気象庁編,『気象観測の手引き』,気象業務支援センター。
気象庁編,『雲の観測』,日本気象協会。
毛利茂男,『新・気象観測の手引』,クライム。
【成績評価方法及び評価の割合】
受講態度 40%,レポート・口頭報告 60%。
【注意事項】
なし
【備 考】
なし