授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
家庭(小)
Home Economics
選択22  財津・望月・都甲・川田・大野(歩)
内線:7601
e-mail:yzaitsu@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 小学校家庭科の教科書に記されている内容について理解する。また、それぞれの領域のもつ特徴について理解し、2年次の家庭科指導法(小)につなげる
 小学校家庭科教科書の記載内容を確実に理解し、分野別の特徴を理解し、必要な技能等を修得する。
【具体的な到達目標】
小学校家庭科の教科書内容について、次の通り、分野ごとに理解する。
食生活分野:食品及び栄養に関する基礎知識を理解する。衣生活分野:衣生活や身近な布製品に関心を持ち、快適な生活に必要な知識を身に付け、簡単は布製品を製作する裁縫技術を身に付ける。住生活分野:住まいの機能や役割を理解し、安全で快適な住まいづくりに関する基礎知識を得る。家族生活分野:自分の家族関係を振り返り、心地よい家族との生活について考える。消費生活分野:子どもをとりまく消費生活の現状を把握し、環境配慮を含むよりよい消費行動及びそのために必要なスキルの基本を具体的に理解する。
【授業の内容】
1.ガイダンスおよび 栄養素とその働き (望月)
2.おもな食品の特徴と調理の基礎理論  (望月)          
3.調理における安全・衛生 (望月)
4.消費生活・消費者とは (財津)
5.物や金銭の使い方と買物 (財津)
6.環境に配慮した生活の工夫(財津)
7.子どもの発達と「家庭生活と家族」のかかわり(大野歩)
8.家庭生活を構成する要素(大野歩)
9.家族を取りまく地域の人々(大野歩)
10.衣服の働きと日常着の快適な着方(都甲)
11.布を用いた生活に役立つ小物 (都甲)
12.日常着の手入れとこれからの衣生活 (都甲)
13.住まい方への関心/整理・整とんと清掃 (川田)
14.快適な住まい方の工夫(1)暑さ・寒さ (川田)
15.快適な住まい方の工夫(2)通風・換気と採光(川田) 
16.試験 
各分野、分野の特徴に応じた製作や発表、ライティング等を実施。
【時間外学習】
 新聞報道など、子どもや子どもをとりまく生活環境に関する情報に関心をもっておくこと。講義の該当箇所について教科書・指導要領の内容を予習・復習すること。
【教科書】
「わたしたちの家庭科 小学校5・6年」開隆堂 (平成23~26年度用)
文科省 小学校学習指導要領解説 家庭編 平成20年8月
【参考書】
中西雪夫・小林久美・貴志倫子編著「小学校家庭科の授業をつくるー理論・実践と基礎知識」学術図書出版社
鶴田敦子・伊藤葉子編著「授業力UP 家庭科の授業」日本標準
望月一枝・倉持清美・妹尾理子・阿部睦子・金子京子編著「生活発見 生きる力をつける学習 未来をひらく家庭科」教育実務センター 
【成績評価方法及び評価の割合】
各担当教員が持ち点20点で、それぞれ、出席率・提出物・試験等により総合的に評価する。全分野、試験を実施する。合計100点として成績をつける。合計60点に満たない者は単位の修得が認められない。単位の修得が認められない場合には、すべての授業を再履修しなければならない。
【注意事項】
【備 考】
 担当者の都合により、分野別に講義の順番が入れ替わることがあります。