授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
化学Ⅱ
Chemistry Ⅱ
選択22  中島 俊男
内線:7554
e-mail:nakashi@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
高等学校 化学を履修した学生のさらなるステップアップを目的に化学の基礎とその応用を深めることを目的とする。
【具体的な到達目標】
酸・塩基平衡と酸化・還元作用、物質と光との相互作用のような実験室や自然界で常に起きている非平衡・平衡現象の化学を基礎から学ぶ。 平衡における溶液中の溶存種イオンなどの量を測定する手段には熱力学的方法 分子分光学等の方法があり 本講義ではそれらの方法を紹介し各方法による基礎的な定量計算法を習得する。さらに 河川水、海水など自然界に存在する物質の定量的考察に応用し、自然科学での考える力を養うことを到達目標とする。
【授業の内容】
1)溶液の基礎1
2)溶液の基礎2
3)可逆反応と化学平衡
4) 溶液平衡論
5)反応速度論
6)酸・塩基平衡1
7)酸・塩基平衡2
8)酸化と還元
9)電池 
10)電子の性質1
11) 電子の性質2
12) 波と物質の関係
13)スペクトル法による物質の定量 
14)分光法による溶液平衡解析1
15)分光法による溶液平衡解析2
16)試験
【時間外学習】
授業内容に関して電子メールによる質問に応じます。
【教科書】
やさしい物理化学  小池 透 著   共立出版 2012年
【参考書】
溶存状態の分析化学  中島 俊男 他著  長崎国際大学出版 2014年
【成績評価方法及び評価の割合】
期末試験,小テスト,出席状況などで総合的に評価する。
【注意事項】
授業時間および期末試験には関数電卓が必要です。
【備 考】