授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
音楽鑑賞法Ⅱ
Method of Music Appreciation Ⅱ
選択23  清水慶彦
内線:7388
e-mail:shimizu-y@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 時代様式や楽曲構造の観点から音楽作品を鑑賞し、音楽的内容を「聴くこと」によって把握するための方法を学ぶ。学習指導要領のさだめる鑑賞共通教材をおもな対象とし、時代様式や楽曲構造の基礎的な知識を学んだうえで、作品聴取をおこなう。このことにより、音楽科教員としての基本的な素養を身につける。
【具体的な到達目標】
・音楽の時代様式や、楽曲の基本的な構造について理解できる。
・「聴くこと」によって楽曲の様式や構造の概略を把握することできる。
・鑑賞共通教材など、音楽の教科内容への理解を深める。
【授業の内容】
1、ガイダンス
2、時代様式の整理
3、演奏形態の観点からの鑑賞:室内楽(1)
4、演奏形態の観点からの鑑賞:室内楽(2)
5、演奏形態の観点からの鑑賞:管弦楽
6、時代様式の観点からの鑑賞(1)バロック時代まで
7、時代様式の観点からの鑑賞(2)古典派の時代
8、時代様式の観点からの鑑賞(3)ロマン主義の時代
9、時代様式の観点からの鑑賞(4)近代の音楽
10、時代様式の観点からの鑑賞(5)現代の音楽
11、楽曲構造の観点からの鑑賞(1)シンプルな楽曲形式
12、楽曲構造の観点からの鑑賞(2)ロンド形式とソナタ形式
13、楽曲構造の観点からの鑑賞(3)フーガなど多声様式
14、楽曲内容の「様式」と演奏の「様式」(1)
15、楽曲内容の「様式」と演奏の「様式」(2)
定期試験
【学生か?より深く学ふ?ための工夫】
授業内で鑑賞作品について、構造や様式の観点からの説明や簡単な論述を課す。
【時間外学習】
授業内でさまざまな作品例を挙げるが、そのすべてを授業時間内に鑑賞できるわけではないので、授業であげた作品やその関連作品を各自が積極的に鑑賞すること。
【教科書】
授業時に資料配布。
【参考書】
授業時に適宜紹介する。
【成績評価方法及び評価の割合】
授業時の小テストなどによる平常点50%程度
レポート課題(または試験)による評価50%程度
【注意事項】
【備 考】