学校教育専攻(修士課程)
※令和2年度より入学者の募集を停止しています。

学校教育専攻(修士課程)は学校教育コースと臨床心理学コースとからなり、次のような理念・目標・方針を掲げています。
基本理念
学部教育で修得した学校教育の基本的知識及び学校教育現場における教師としての経験や知見を土台に、更に学校教育における理論と実践に関する学術分野の総合的な教育・研究を行うことにより、高い研究能力と教育的指導力を備え、実践力豊かな人材を養成するとともに、地域教育の発展に寄与することです。教育の目標
高度な研究能力と教育的指導力を備えた人材を育成するため、学校教育に関する理論的、実践的研究をとおして、現代社会がかかえる教育の諸問題に対処しうる判断力と問題解決能力の涵養を図っていきます。学校教育コース
学校教育の幅広い分野に関する専門的な教育ならびに各分野の諸問題についての理論的研究と現実の教育問題を解決するための実践的研究を行っていきます。
臨床心理学コース
臨床心理学に関する専門的な教育や実習をとおして、様々な臨床心理学的課題やこころへの援助についての教育・研究を行っていきます。
求める学生像
- 学校教育に対する明確な課題をもち、課題解決のための研究と実践を、知的好奇心と情熱をもって遂行する人
- 地域がかかえる多様な教育問題に対処するため、高度な教育的指導力を備えた教師をめざしている人
以上の点に加えて、学校教育専攻においては次のような人を求めています。
学校教育コース
- 教育学、教育心理学、特別支援教育、幼児教育及び教科実践に関する理論的研究や実践的研究をより深く追究したい人
臨床心理学コース
- 臨床心理士の資格取得をめざし、臨床心理学に関する理論的研究や実践的研究をより深く追究したい人
入学者選抜の基本方針
学校教育における理論と実践に関する高い研究能力と教育的指導力の養成を目的としているため、学校教育に関する幅広い基礎的知識と明確な目的意識に加え、教育に対する情熱を求めます。また、地域がかかえる教育の諸問題に対処し、地域社会と連携した研究・教育を推進するため、現職教員等を積極的に受け入れます。 この方針のもとに、本研究科では、一般志願者、現職教員等を対象に、それぞれ異なる方法で選考を行い、「求める学生像」にふさわしい学生を選抜します。学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
大分大学大学院教育学研究科は,所定の教育課程を履修することを通して、以下の資質や能力を修得し、学位論文等の審査および最終試験に合格した学生に修士(教育学)の学位を授与する。- 教育の理論と実践に関する高度な研究能力と教育的指導力を修得している。
- 身につけた広い視野と精深な学識のもと、現代的教育課題を解決するための判断力と問題解決能力を備えている。
- 理論と省察の往還により実践力を深め、地域教育の発展に寄与することができる。