大分大学
教育福祉科学部・大学院教育学研究科
The Faculty of Education and Welfare Science
Graduate School of Education
一般の方へ受験生の方へ在学生の方へ卒業生の方へ
トップページ学部概要学部紹介大学院教育学研究科アクセスマップ施設案内入試情報進路・就職情報学務情報同窓会(豊友会)ご意見・お問い合わせ

大分大学ホームページ


< 卒業後の進路へ戻る
福祉の分野に就職を希望される方へ
1.臨床心理士の仕事と領域
  現在、臨床心理士は、まだ国家資格とはなっていませんが、文部科学省が認可した臨床心理士資格認定協会が「臨床心理士の養成指定大学院」として認めた大学院において、所定の単位を履修し修了すれば、臨床心理士受験資格が取得できます(現在は、1種指定養成大学院に限られています。また、心理師の国家資格化が進んでいます)。大分大学大学院教育学研究科学校教育専攻臨床心理学コースは、1種指定を受けています。  
  臨床心理士の機能としては、アセスメント(心理検査や面接を含む理解づくり)と心理的支援(カウンセリング等)、地域支援、臨床心理学的研究の4つが考えられています。また、働く職場は、教育(スクールカウンセラー等)、福祉(児童相談所、児童養護施設、障害児者支援機関等)、医療保健(精神科・心療内科・小児科などの病院、リハビリテーションセンター、保健所等)、産業(企業内相談室、ハローワーク等)、司法矯正領域(鑑別所、家庭裁判所等)など広くなってきています。また、震災等における心のケアにおいても活躍をしています。

2.臨床心理士の資格取得と進路

 大分大学大学院教育学研究科学校教育専攻臨床心理学コースは、臨床心理士養成の1種指定を受けていますので、大学院修士課程で所定の単位を修得すれば、修了した年の秋に臨床心理士の資格試験を受験することができます。大分大学大学院の臨床心理学コースでは、実習にも大変力を入れており、アセスメントやプレイセラピー、カウンセリングを経験者と一緒に担当し、あわせてスーパービジョン(個別指導)を受けるなど、段階を追って実習できるようになっています。大学院の同級生の人間関係、教員との関係、先輩方との関係などを活用しながら、臨床実践に励み、ほとんどの人が1回で臨床心理士の資格試験に合格するという実績を残してきています。全国平均で、60〜65%の合格率ですので、大変良い成績を残しています。  
  進路については、臨床心理士の資格を持たない間は、非常勤でスクールカウンセラーをしたりすることが多いですが、自分の関心のある領域を探していき、資格取得後に、医療、福祉行政、産業、教育領域に常勤として勤務していきます。最近4年間では、14名の修了生が、県や市の心理職に正採用されています。 
 

< 戻る >

最終更新日:2013年9月10日




Copyright(c)2006 Oita University All rights reserved.
〒870-1192 大分市大字旦野原700番地
TEL(097)554-7506 FAX(097)554-7514

サイトマップ