大分大学
教育福祉科学部・大学院教育学研究科
The Faculty of Education and Welfare Science
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就職体験記

教員就職へのアプローチ
学校教員になった卒業生の体験談です。
教育研究所報の表紙です。

 

中学校教師という夢への扉

酒井 寅平さん

教育福祉科学部
学校教育課程教科教育コース 技術選修(平成24年度卒業)

平成25年度現在: 大分大学大学院教育学研究科
技術教育専修2年
平成25年度大分県教員採用試験(中学校技術)に合格

 

 私は中学校2年生のころから教師になることが目標でした。きっかけは母が教師ということもありましたが、中学校時代の担任の先生が何事にも親身に相談に 乗ってくれる方で、私もそんな先生になりたいという憧れからでした。その先生はご自身のいろいろな体験をもとに面白い話をしてくださり、そのような中で私自身の価値観を大きく変えてくれる存在でした。私もこんな風に子どもたちの生き方、ものの見方や人生観を大きく変える助けになりたいと思い教師を目指しました。
 私は現在大学院2年生です。大学院1年生の時に大分県教員採用試験に合格しました。現在は教員になるための準備期間として、教員に必要な知識や技能に磨きをかけるべく、授業研究の遂行や教育現場での実践(非常勤講師として)を積んでおります。教員採用試験に関しては、大学4年次にも受験しましたが、2次試験を突破することができませんでした。しかし振り返ってみれば、合格できない理由に自分自身の準備不足という明確な答えがありました。特に、二次試験では模擬授業や口頭試問、実技など、知識にプラスしてそれを活用する力が求められます。上記の準備不足さえ克服していれば、大学4年次でも十分に対応できたと思っています。
 大学院での授業や研究活動は言うまでもなく、大学1年生から4年生で学んだことが基礎になります。考えてみると、私にとって大学4年間で学んださまざまな内容は、現在の研究活動や教育現場での実践に確実に活きていることを実感しています。技術選修の場合は木材加工や機械工作といった実習も多いのですが、真夏の実習室で汗の噴き出る中、一生懸命に刃のとぎ方を教わったことが印象に残っています。その時はただ教わることだけに集中していましたが、教える立場にもなった現在、私のために丁寧にご指導頂いた先生の苦労を実感しています。
 学校教育課程では、各教科の専門の授業は比較的少人数で開講されます。この点も今から振り返ると、非常に恵まれた環境であることに気づきました。特に,実習に必要な知識だけでなく専門的な技能が身に付けられたのは、このような体制があったからだと思います。時には多くの質問をぶつけることもありましたが、先生方には本当に丁寧にご指導頂いたと思っております。

 最後になりますが、私は常に、「一人でできることには限界がある」と思っています。様々な場面で先輩、同級生、後輩などの協力が必要不可欠です。切磋琢磨できる良き仲間をたくさん作り、仲間と共に、自分を高めていってください。大分大学ではそれが可能だと思います。
企業就職へのアプローチ
今年度(H19)大学院進学を決めた4年生の方々の体験談です。
教育福祉科学部 情報社会文化課程  牧山彰太さん
情報教育コース
 私は四月から奈良先端科学技術大学院大学へ進学します。入学当初は漠然とCM作成などに興味を持っていて、広告関係の企業に就職してパソコンを使ってコンテンツを製作する仕事に就きたいと考えていました。しかし、大学でビジュアルベーシックなどの言語を使ってプログラミングを実習した時に、自分が書いたプログラムが最初動かない状態から、修正を繰り返すうちに正しい結果が得られるようになっていくのを経験し、素直にすごいと思いました。同時にコンピュータで動作しているソフトウェアがすべてコードで動作している事を知り、その仕組みを学んでいくうちに、コンピュータを活用したシステムを自分自身で作っていくことに興味を持つようになりました。そこで、さらに大学院に進学し、そこで知識を深めることにより、ITS(高度道路交通システム)の改良に関する研究を行い、渋滞緩和や緊急車両の誘導などがスムーズに行われるようにするなど、コンピュータの活用という視点で社会の問題の解消につながる研究ができればと考えました。
  学外の大学院を目指す上で自分がやっておけば良かったと考えることの一つは、進学を検討している研究室を実際に訪問し、研究室の雰囲気や研究環境などを見ておくことです。これによって、大学案内のパンフレットに載せられていない研究内容などの情報を得ることができます。また、どうしても本学で学ぶことができる内容と求められる知識とがずれているので、前もって受験する大学院の問題などを早い段階で手に入れておく必要があります。そうすることにより、どの程度の勉強をしておく必要があるのか、どのような出題傾向なのかがわかります。
  私が大学四年間で特に強く感じたのは、学習方法の違いです。高校までと異なり、示された範囲や自分の調べたことをまとめ、人にわかるように発表の形で説明するといった双方向型の授業がありました。どのようにまとめ、どのように話すかといったプレゼンテーションとして必要なことを考えることの難しさを感じました。
最後に在校生の皆さんにお勧めしたいのは、大学生活は自由で楽しい期間ですが、ただ漫然と過ごしてしまうことなく、自分を磨くことに努めることです。勉強や資格取得でなくても、自由な時間をフルに使ってなにか自分を成長させることにチャレンジすることにより、後悔のない大学生活を過ごしてください。

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最終更新日:2013年9月2日




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