大分大学
教育福祉科学部・大学院教育学研究科
The Faculty of Education and Welfare Science
Graduate School of Education
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学生の声 Student's voice

3課程の学生からのメッセージ
学校教育課程 特別支援教育コース(4年) 大石佳乃さん
 私の所属する特別支援教育コースでは、特別支援学校教員免許状の取得はもちろん、小学校、中学校、幼稚園教員の免許状も取得することができます。1,2年では主に教員になるための知識を講義によって得ていき、3年では教育実習により実際の教育現場で教師により指導をしていただきます。大学の講義とは異なった体験的な学習をすることができ、教師への夢が広がります。
 また、特別支援教育コースでは、このコースの魅力の一つである、「週例会」や「月例会」を通してたくさんの障がい児者と触れ合うことができます。この「週例会」「月例会」では「動作法」という技法を用いて、私たち学生が障がい児者の心と体に向き合っていきます。私にとってこの「動作法」は魔法のようで、とても衝撃的でした。夏には「動作法キャンプ」も行われ、たくさんの感動と楽しさを味わうことができます。
 私はこの特別支援教育コースで教育実習や週例会、月例会などを通して様々なことを学び、教師になりたい、障がいを持った子どもたちと関わっていたいという気持ちがとても強くなりました。それも、常に子どもたちと関わることができる環境にある、このコースで勉強をしているからだと思っています。みなさんもぜひ、この特別支援教育コースで教師になる夢を実現させて下さい!

情報社会文化課程 社会文化コース(4年)二ノ宮恵里さん
 「大分から世界へ」これは私が所属する情報社会文化課程社会文化コースのテーマの一つです。私が社会文化コース、またこのテーマと出会ったのは、将来の進路や大学進学について真剣に考え始めた頃です。日本を含めた世界各国の歴史や文化の学習が好きだった私は、自分が興味を持つ学問や専門分野をより深く学ぶ事ができ、さらに興味や視野を広げる事ができる場所はここだ!と感じました。
  社会文化コースでは日本史や西洋史、東洋史などの史学や現代国際事情などの社会情勢を始めとする様々な専門分野を学ぶ事ができます。世界各国の歴史や社会文化、言語など様々な分野に触れて豊富な知識を得ることができ、視野や興味、また「これだ!」と思える専門分野の選択肢が確実に広がります。私が感じる社会文化コースの最大の魅力 ― それは「時間」という縦の軸、また「地域」という横の軸を自由に動きながら学べるという点です。好奇心が旺盛な私は、広い視野の中で日々新しい事に直面する社会文化コースで、仲間と充実した毎日を過ごしています。
 また、情報社会文化課程共通の講義では、情報社会を生きる“未来の自分”に役立つ情報の基礎を習得することもできます。他の学部・課程にはないユニークな講義も多く、芸術を通じた自己表現など様々な経験ができることも情報社会文化課程の魅力です。
  あらゆる世界を知り、のびのびと充実した時間を過ごせる場所 ― それが社会文化コースです。

人間福祉科学課程 心理健康福祉コース心理分野(4年)亀井菜月さん

 私は現在人間福祉科学課程心理健康福祉コースの心理分野に所属しています。卒業後は大学院へ進学し,臨床心理学を始め,さらに実践的な心理学の知識を深めていきたいと考えています。心理分野では教育の分野だけでなく,福祉,環境など生活全般を踏まえた勉強をするためのカリキュラムが組まれています。専門では発達,教育,臨床,社会,人格,医療心理学など幅広く学びます。また,実習では児童養護施設に行ったり,学校でうまく適応できない子どもたちが集まるキャンプにメンタルフレンドとして参加したりします。
 私は夏休みの間,個人的に短期留学をしたことがあります。異国に行って文化の違いの大きさを感じ,コミュニケーションがうまく取れなくても私の気持ちは伝わりました。文化や言語が違っても人のこころは変わらないんだなと思いました。
 私は人間が大好きです。大学に入ってから心理分野の友達,部活,アルバイト,留学生との交流,ボランティアを通して様々な人と出会い,関わることでいろいろなことを学びました。その一つ一つが今の私のこころを豊かにしてくれていると思います。
 心理学を学ぶと人のこころが読めると思う人もいるかもしれません。私も高校生の時はそう思っていました。実際に心理学を4年間学んできましたが,人のこころってやっぱり複雑で難しいと感じます。しかし心理学は「人間」というものを理解するためのヒントを与えてくれる学問だと思います。ぜひ一緒に心理学を勉強してみませんか。



教育実習の感想
(教員免許取得のために必要な実習です。免許の種類によって細かく分けられ、その名称や実習先もこの他にさまざまあります。)
教育実習T・U(小学校実習)
学校教育課程 発達教育コース教育心理学選修(3年) 川崎美咲さん
 私が教育実習で最も楽しみにしていたのは,子どもたちとのふれ合いでした。私は,クラスの子どもの良いところを1人1つずつ見つけるという目標を立てていたので,休み時間や給食時間など,なるべく多くの時間をクラスの子どもたちと過ごせるように心がけました。はじめはあまり話すことができなかった子どもたちとも,実習中のふれ合いを通して友人関係の相談などをしてもらえるような関係を築くことができました。また,実習に行く前から子ども理解の大切さは学んでいたので,子どもの観察を意識して行っていましたが,「あの先生今日は疲れちょんね。」,「先生緊張してるん?」など,私が思っていた以上に子どもたちが教師を見ていることに驚きました。子どもの前に立つ以上は,教師としての自覚を持って,笑顔で接していきたいと改めて感じました。
 今回の実習では実際に授業をさせていただきました。授業づくりのコツやポイントを一から教えていただき,大学の授業だけでは分からない実践的な内容を学ぶことができました。特に,専門的な研究をなさっている先生方からの指摘は,全てが的確で新しい発見もあり,本当に勉強になりました。また,教育実習生同士で行った授業づくりや反省会も,様々な視点から率直な意見を交換することができ,自分自身の授業を見直す良い刺激になりました。
 思い返してみると,本当に充実したあっという間の3週間でした。先生方,実習生の仲間達など様々な人に支えられてきた事を忘れずにいたいです。今回の実習を通して気づいた自分の課題を改善できるよう,今後も勉強に励み,いつか成長した姿で子どもたちの前に戻りたいと思います。

教育実習V(中学校実習) 学校教育課程 教科教育コース社会選修(4年) 鎌手智成さん
 今回の教育実習Vでは,三週間にわたり附属中学校での教育実習に取り組みました。教育実習Vは3年生における附属小学校での教育実習T・Uの延長であり,その経験を十分に生かそうとの思いで臨みました。実習を通して,主に教科指導と生徒指導の2点で学びを深めることができました。まず教科指導についてですが,中学校が小学校と異なる特徴として,教科担任制があげられます。小学校以上に教師の専門性が問われ,教師の授業力や時間外での教材研究など授業に対する姿勢や態度,技能について学ぶことができました。授業実践では,発問の位置づけや授業展開など自分の不十分なところを知り,今後の課題とすることができました。また,生徒指導では生徒理解が基本にあり,そこからの声かけなどを通した働きかけが重要になってくると感じました。日頃から教科の授業だけでなく,清掃や給食などの学級でのかかわり方も生徒との信頼関係の構築に大きくかかわってきます。こうした生徒との信頼関係が,授業を含めたすべての教育活動に影響します。実習を踏まえ,生徒指導面での生徒理解について考えさせられました。
 教師を目指すにあたって,とても意義のある実習を過ごせたと思います。実習最終日に生徒たちからメッセージを送られ,胸があつくなるぐらいに感動しました。教師のすばらしさや面白さに気付かされ,教師を目指す気持ちがいっそう強まりました。今後は教師になれるようしっかり勉強し,夢の実現へ向け取り組んでいきたいと思います。


その他の実習や体験の感想
(教育実習以外にも課程やコースによっては多様な現場体験等をします。)
社会福祉・精神保健福祉現場実習 人間福祉科学課程 社会福祉コース(4年) 松尾 泉さん

 2年生からこれまで3回の現場実習を通して貴重な経験をすることができました。特に,2ヶ月にわたる精神保健福祉現場実習は,これまで精神障害のある方と関わったことがなかったため戸惑いも多く,緊張の連続でした。実習では病棟・デイケア・グループホーム・訪問看護・事務等多くの体験をすることができ,これまで大学で学んできたことの理解を深めることができました。その中でも特に印象に残っているのが病棟での実習でした。病棟での実習は患者さんとのコミュニケーションが中心であり,患者さんから返事が返ってこないこともよくありました。しかし,それは当たり前のことで患者さんの方も緊張しているのだということを学びました。実習生という立場の私が患者さんと関わるということは非日常であり,患者さんの生活のリズムや患者さんのペースを大切にすることが重要なのだということを学ぶことができました。
 また,実習中は様々なことを考えたり,悩んだりすることが多々ありました。その中でも自分自身のバランスが取れなくなったことがとても苦しい経験でした。しかし,それに対処しながら実習をやり遂げることができたことで自信にも繋がりました。後輩の皆さんには患者さんとの関わりを大切にしながら多くの気づきある実習をして欲しいと思います。




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最終更新日:2011年 1月19日




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